第一に緊急事態ではありますが、それほど危険な状態ではありません。
『原発は停止しています。』これは各情報でも明記されています。
これがチェルノブイリや臨界事故と決定的に異なる点で…
…まず核物質の特性として沢山を集めると一気に熱エネルギーや放射能の出方が激しくなります…
これを防止する『制御棒(ブレーキ)』は『正常に動作』して原発は停止しています。
被爆するレベルでの放射線を大量に撒き散らす事は『ありません』。
ただ原発は熱エネルギーを使って発電しているのですが、一気に熱が止まる訳ではありません。
自身の発電が停止しているので、ディーゼルエンジンで冷却装置を動かして、この熱を冷やす必要があります。
今回動作しなかったのは、このディーゼルエンジンです。
このまま熱が冷めないと建物が耐えられなくなり、亀裂が発生する危険性が指摘されています。
亀裂が発生しても、被爆と言われるレベルの危険が発生するとは考えにくいのですが
環境レベルの放射線(太陽光や自然の中にも普通に放射線は存在しています)よりも高い放射線を帯びた物質が外部に漏れる可能性はあります。
長時間浴びると体に変調が出るかも知れないので、離れておいてくれ。
その程度の事です。
仮にひび割れが発生して放射能漏れが感知されたら、すぐに自衛隊がヘリで速乾性のコンクリートか何かをぶっかけて塞ぐと思いますし。
0 件のコメント:
コメントを投稿